歯科コラム
お腹の赤ちゃんのために!妊娠中は積極的に歯科検診に行こう!
2017年10月1日 (日)

出産を控えた方のために、マタニティ歯科というものがあるのをご存知でしょうか?
また最近では、大学病院の小児歯科でも、親子で受診できるような環境を整えていて、子供の口腔環境を守るためにはまずお母さんの口腔内が健康であるべきだという考えが広まってきているようです。ツツミ歯科がご説明します。

妊娠中でも歯医者を受診できる?
妊娠中でも歯医者を受診できる?

妊婦さんの多くは歯科と赤ちゃんの関係性や歯科の病気が赤ちゃんへ影響を与えることについて知りません。
それに妊娠中に歯科を受診することができるのかということも不明瞭です。
結論から言うと安定期であれば歯科を受診することはできますし、受診してください。
妊娠中は食欲が増加する人もいれば逆に全く食べる気にならない人もいます。そんな個人差がある妊婦さんですがほとんどの妊婦さんで見られるのがつわりです。
つわりの影響で歯磨きが難しくなってしまうと妊娠中でも虫歯や歯周病、歯肉炎に波及してしまい赤ちゃんへ影響を与えてしまいます。
どのように影響を与えてしまうのかは後述で紹介します。
妊婦さんの多くが気にしているのはレントゲン撮影やCT撮影です。普段の歯科治療ではレントゲン撮影のみで虫歯の進行程度や神経を残すことができるか否かの判断をします。
レントゲン撮影には被曝を伴い、2011年の東日本大震災以降被曝を懸念する妊婦さんは多くなっていますが、歯科放射線学会では妊婦さんに対してレントゲン撮影を行っても胎児への影響はないに等しいという見解を発表しています。
妊娠が疑われるときは早めにその旨を伝えましょう。安定期であれば妊娠の旨を伝えておきましょう。そうでないと赤ちゃんに影響が出てしまう抗生物質が使われてしまうことがあるからです。
妊娠しているか疑いのある人には妊婦さんに安全な抗生物質を使います。
最近の歯医者さんは妊婦さんがかかりやすい病気や、歯科治療時の注意点も勉強しています。何か不明なことがあれば質問してみましょう。

妊婦さんがかかりやすい歯周病がある

なぜ妊婦さんが歯医者へ通うべきなのかを説明します。
妊婦さんは女性ホルモンの影響で歯周病が酷くなることがあります。それを「妊娠性歯肉炎」と呼んでいて、妊娠中に分泌されるP.intermedia(プレボテラインターメディア)という細菌が関係しています。
このP.intermediaは女性ホルモンによって増殖が促進されるという厄介な一面を持っています。P.intermediaの影響で歯肉炎も進行していくのである意味負の連鎖が始まってしまうのです。
他にも妊娠中はつわりの影響で歯磨きを満足にすることができなくなります。そうすると歯周病の原因菌や虫歯の原因菌の大好物のプラーク(食べかす)が溜まることになります。
歯周病だけでなく虫歯も赤ちゃんへ影響を与えるのはご存知ですか?
虫歯の原因菌は基本的に口移しで感染していきます。
赤ちゃんが口移しで虫歯菌を移されるのはお母さんやお父さんからです。同じ箸やスプーンを使って食事をしていると親御さんの持っている菌が赤ちゃんへ感染することになります。

歯周病は胎児に悪影響を与える
歯周病は胎児に悪影響を与える

歯周病になってしまうと低体重児出産や早産のリスクが高まります。
通常赤ちゃんは3000g前後で生まれてくるのですが低体重児は2500g以下を言います。
理由としては歯周病の原因菌が産生する炎症性物質が子宮の収縮を促進させることで出産を促進させるからです。さらに原因菌が血液中に入ってしまうと胎児にまで影響を及ぼします。
妊娠中は歯科検診へ行き歯周病になっていないかどうかを調べてもらうようにしましょう。
逆説になりますが、妊娠中はつわりが原因で歯を磨くことが難しくなるので歯周病を発症しやすくなっているので安定期には歯科医院へ行きクリーニングをしてもらうようにしましょう。

妊娠中に歯科医院でしてもらえる治療

妊娠中でも歯科医院へ通うことができるのは安定期と呼ばれる期間です。そして基本的に外科処置や大掛かりな治療はしないです。では、妊婦さんにはどのような治療をするのでしょうか。

口腔清掃

つわり期間に歯磨きがうまくできないと歯に汚れが付いてしまいます。当初、歯の汚れというのはプラークと呼ばれていて歯磨きで容易に除去することができます。ただ、唾液に含まれるカルシウムイオンとプラークが結合すると石のように硬くなってしまいます。
それを歯の石と書いて歯石といいます。歯石はコンクリートの壁にコンクリートを投げつけたものが固まったものだと想像してください。
コンクートにコンクリートを合わせると非常に硬くなると思いますが、それくらい歯石というのは硬いのです。さらに表面はざらざらしていて新しいプラークが付着しやすい環境になっています。
その歯石を除去し、歯の表面をツルツルにすることでプラークが付着しにくいようにするのが口腔清掃です。
歯石を除去するためには超音波を使用して、その後歯をツルツルにするためにゴム製のブラシのようなもので歯を磨きます。
妊娠中でも身体に負担をかけることなく歯周病予防や虫歯予防を行うことができます。

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